【新作和装】 麹塵(きくじん)色の色打掛のご紹介
大切な門出を祝う衣裳として 花嫁の美しさや潔さそして幸福を象徴する大切な役目を担っている色打掛
色打掛の歴史は室町時代の中期から始まり 嫁ぎ先での「生まれ変わり」という意味が込められ 時代を超えて愛されてきました
本日ご紹介するのは麹塵(きくじん)色の色打掛
和の色の中では高貴な色とされています
かつて平安時代には平安時代には天皇のみが着用したとされる禁色です
平安時代中期に編纂された書物に記された ススキの仲間である苅安草の青みがかった黄色と、紫根という薬の材料となる深みのある黒味を帯びた紫を用いた染め方を 熟練の染職人が研究・分析し現代の染料を用いて新たな染技法を作り出しました
緑にくすんだ抹茶を混ぜたような色味で 光の加減によって金茶の色味が差し緑が浮くように映える
捉えることができないこの色はあまりにも不思議で魅惑的であり さまざまな表情を魅せてくれます
光や角度で美しい変化を見せ その地に浮かび上がるのは 一年にたった一晩 夜に花開く大輪の月下美人
やわらかな色使いで織り成した花々は色打掛を雅で華やかに彩ります
どこまでも優美で格調高く 唯一無二の美しさを放つ逸品です
ルアール東郷の柔らかな自然光が降り注ぐ 非日常の空間でお召しいただく色打掛はゲストを魅了し特別な印象を与えてくれるはず
モダンで和洋どちらも映える会場にはまるで自生しているような花々を会場にあしらって
解放感ある会場に優しく溶け込みながらも存在感を放ちます
ルアール東郷での披露宴におすすめの色打掛はいかがでしたでしょうか
一生に一度の結婚式でしか纏うことができないものであり 日本古来の伝統が息づく色打掛
どの時代も花嫁が想い焦がれた色打掛を私たちは人生の節目だからこそお召しになってもらいたいのです